一昨日、投稿しました「お釈迦様の生誕地、ルンビニを目指して」の続きです。
このときの旅手帳を紛失してしまったため、記録がありません。
記憶をもとに綴ります。
お釈迦様の生誕地、ネパールのルンビニを目指して、私はチトワンからバスで向かいました。
そのバスの中で知り合った、ネパール人男性2人とのエピソードです。『お釈迦様の生誕地、ルンビニを目指して➀ (ネパール)』更新が遅くなりました大切なミーティングが予想以上に長引いてしまったのです。(いつもリアルタイムで書いています)せっかくなので、先日クイズで出題したネパールでの…ameblo.jp
バスを降りる直前に、互いの目的地が同じだったことに気づいた、ネパール人男性レックと私は「ルンビニまで一緒に行こう!」と
という話になった。
レックは彼のおじと来ており、バスの後部座席に座っていた年配の男性を私に紹介した。
彼らも私と同じように、バイラワ(推定)からはタクシーで行くつもりでいた。
ラッキー
一緒にいけるわ
毎年ルンビニを訪れる彼らは、慣れた様子でタクシーを探し始めた。
辺りには舗装された道路などなく、大量の小石が混じった土の道にタクシーが数台待機していた。
タクシーという言葉を使ったが、普通の車と何らかわらない。
特別な塗装がされているわけではなく、運転手が自分の車を“タクシー“にしている、という感じだった。
今はどうかわからないが、当時のルンビニは開発途上にあった。
各国が仏教寺院を建てている最中で、訪れる人達は観光目的でなく、巡礼を目的としてルンビニに来ていた。
各国の寺院が完成したら、観光名所になるのでは?と思うほどに寺院郡は充実していた。
例えば、これはルンビニにあるタイ寺。美しい!
ミャンマー寺。きらびやか~。
観光地ではなかったからか、待機している車はそう多くはなく、道路の右脇に数台の車が停まっているだけだった。
その中の1台をつかまえたらよいわけだが、彼らは納得しない様子でドライバーと交渉を繰り返していた。
「○▲✕□◆✕○▲・・・」
「✕◆□○▲○✕✕・・・!」
交渉をしていたレックの伯父の表情はどんどん険しくなり、ついに言い放った。
「バスで行こう!」
え?
バスがあるの?
こういう情報は、「地球の歩き方」には載っていなかった。
タクシーで行くのがもっとも便利で早いが、ローカルバスが30分に1本だったか、もっと少ないか、とにかくそう多くはないが、バスが運行していた。
怒りの様子から、なんとなく想像はできていたが、こういうことだった。
運転手 「ルンビニまでは、○○ルピーです」
おじ 「なぜ、そんなに高いんだ?」
運転手 「いや、これは普通の料金です」
おじ 「毎年、来ているが、そんなに高かったことは1度もないぞ!」
運転手 「外国人が一緒だからです」
おじ 「外国人が一緒だからって、私たちは巡礼に来たネパール人だぞ!」
運転手 「だったら、彼女にタクシー代を払ってもらったらいいではないですか?」
おじ 「話にならん!」
たしかに、その料金は、「地球の歩き方」にも掲載されていたタクシー代金と同じだった。
(世界のあちこちにある話。ガイドブックの料金は外国人プライスです!)
「大丈夫。タクシー代は、私が支払うわ」
1人で乗っても、3人で乗っても代金は変らないのだから、その代金を“適正価格”だと思っていた私が支払えば丸く収まる。
しかし、彼らは言った。
「こんな失礼な話はない!」
「そんなことを言う運転手なんて、こっちから願い下げだ!」
「バスで行こう!」
次回へ続く・・・
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