お待たせしました。
”不幸な”エジプト記を再開します!
年末年始を挟み、3週間以上開いてしまったので、さらりと復習したいと思います!
「大丈夫!全部覚えているから」
という方はズズズイーッと下までスクロールしてください
これまでの展開をざっくりと・・・
エジプト旅は、オマーン旅に続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。
この旅は、スフィンクス・ホールディングス(仮)の会長と名乗る謎の老人との出会いに始まった。
出しは悪くなかった。
しかし、カイロ大学の学生イブラハム19歳と出会ってから、怪しい雲行きになってきた。
現地人価格5-10USドルの乗駝に250ドルをふっかけられ、130ドルまで値切ったものの、「ぼったくりは100ドルまで。それを超えると違法」ということを声をかけられたツーリストポリスにより知った。
「超過分30ドルは業者に返金させます」
どれだけぼったくられたのだ?
言い値は、50倍だった
超過分の30ドルは払い戻しされなかったが、親切を装ったイブラハムが30ドルの一部を返金したことから、彼こそがぼったくり犯だと判明した。
私は、私の旅人生初の大ボッタクリ師に遭ったのだった。
乗駝中に壊れたカメラの代替品を250ドルで買ったが、そのカメラは100ドルもしないものだった。
仕組んでいたのは、またしてもイブラハム。
おまけに、サンダルウッドオイルだとつかまされた精油は安いミント油だった。
イブラハムめ~!
19歳だと思って甘く見ていたが、もう許しはせぬ!
私を怒らせたら、怖いんだから! ←怪しい?
三大ピラミッドで催される「音と光のショーを一緒に見たい」というイブラハムの誘いに乗るふりをして出かけた。
そして、私は反撃に出た!
しかし、「夜の砂漠をラクダに乗って歩こう。ピラミッドまでラクダで行くんだ!砂漠で音と光のショーを見よう。そのために、ラクダは借りておいた」というイブラハム。
なかなか魅力的な誘いではないか!
散々騙されてきた私は、「で、いくら?」と尋ねた。
もう騙されるものか!
イブラハムは「お金はいらない」と言い、私は彼の誘いに乗った。
そして、ラクダに乗り……
しばらく、乗駝を楽しんだ後、
イブラハムと夜の砂漠へ繰り出した。
影を見る限り、カップルとしか見えない・・・
私のブラックヒストリ~
イブラハムは、
ラクダを1頭しか借りていなかった
「音と光のショー」の音楽が遠くで聞こえる。
心地良く耳をかすめる、その音楽はどんどん遠くなった。
イブラハムと私を乗せたラクダは、ピラミッドの裏側へ回っていったのだった。
イブラハムの家から見た時は、こんなふうに見えたショー
お借りしてきた写真です。実際はもう少し遠いところから見ました
が、今は
当然のことだが、辺りには誰もいない。
イブラハムと私とラクダ1頭が静かに砂漠に佇んだ。
次回へつづく・・・
はじめましての方で「最初から読んでみたい!」と思っていただけたら・・・
これまでの”不幸”話:
1) 出だしは悪くなかった
2) エジプトを舐めるな !
11) イブラハム、いったい何者?
12)He’s good!
13) サンダルウッドの精油がほしい!
16)まさか、カメラまで!?
18) 気を取り直して、考古学博物館見学
19)水タバコで休憩を取る人々
22) やはり、グルだったか!
23) これ、ミント油でしょ?
24)爆発!開き直ったか!
他にもこんなことが!
北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
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