昔のアラブの続きです。
バーチャル・ペットのニャンタが昔のアラブへタイムトリップをしたという設定で始まりました、『昔のアラブの街を散策』。
時代も国も限定されていなくて、集められるだけの画像を集めて(←ニャンタが^^;)作った紙芝居です。
前編と後編の予定でしたが、前編・中編・後編の3部作にしたいと思います
前編はこちらです↓『1300年前のアラブへタイムトリップ^^』アラビアのロレンスが『砂漠のアトランティス』と呼んだ、消えた古代都市ウバール、乳香(フランキンセンス)の交易で栄えた古代の港湾都市アルバリードのことを書いてい…ameblo.jp
では、はじまり、はじまり~
このご老人は・・・
サダカ(喜捨)を求めているようです。
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イスラム教においては、法制化された喜捨であるザカート(救貧税)と自由意志によって喜捨するサダカがあります。
この時代からあったのです。
イスラム教徒にとって喜捨は大切な行いの1つですが、慣れない私達は旅先で戸惑うことがあります。
特にこういうケースは、面倒と思ってしまいます。
積極的に求めてくる物乞い。。。
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ほらほら。
「仕方ないな」って嫌々小銭を取り出そうとしているではありませんか。
街中の喧騒を離れてみると、静かで平和な時間が流れていました。
このご老人は、ローブを縫っているようです。
ミシンなんていうものが発明されるのは、ずっとずっと先のことです。
注文を受けて、時間があるときに内職として裁縫をする人は男女を問わずいました。
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花売りです。
生花は貴重なものでした。
小さな花束は当時から人気の贈り物でした。
特に女性に喜ばれました。
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積極的に、売り歩く花売りもいました。
「花はいらんかね~」
立派な門構えのお姉さんが姿を表しましたよ。
このお花を気に入るでしょうか。
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高級品だった生花を、
こんなふうに贅沢に飾れるお宅は滅多にありません。
それもそのはず、ここは領主の邸宅です。
今日は用あって彼の妹が訪れました。
送り出すところです。
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先程は兄らしい顔をしていましたが、
夜はお気に入りの女性とともに過ごしました。
皇帝ともなると、何十人もの女性を召し抱えていました。
女性たちには、派閥のようなものがありました。
表面上は仲良くしていても、心の中では常にライバル心を燃やしている者が多くいました。
皇帝に気に入られば、自室が与えられ、一目置かれるようになりました。
皇帝はその日の気分で女性を選ぶことができました。
選ばれると、女官を通して知らされるのでした。
その日は、特別な浴室を使わせてもらえます。
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そして、お化粧をしてもらいました。
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どう?
私、きれいでしょ?
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女性たちは、皇帝の寵愛を受け、身籠ることを望んでいました。
宮殿で自分の地位を築くことは大変でした。
さて、そろそろ、ここを出ましょうか。
この男性はいつも音楽を奏でていました
皇帝の”従兄弟”ということになっていましたが、素性知る人は誰一人いません。
音楽を奏でる以外の役割があったに違いありません!
・・・本当に単なる居候だったのかもしれません。
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そう、そして、この守衛
いつも怠けていました。
いつの時代にも、1人や2人はいるものです。
彼がクビにならないのは、ある戦で皇帝の犬を守ったからだそうです( ´艸`)
狩りの腕前も確かなようです。
要は皇帝と気が合うということですね。
通用門の1つです
門番は、ちゃんと起きていました( ´艸`)
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猫たちも、門を見張っていました
街歩き、後編へ続きます・・・
※すべての絵画像は、ネット界から探しまくり、お借りしてきたものです。ベースとなる国はアラブ諸国ですが、特定の1ヵ国ではありません。時代もまちまちです。
単なるイメージ、イメージ
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中断してばかりのオマーンのサラーラ・シリーズ
1) オマーンのタクシー
3) 乳香の土地博物館
7) もう友達じゃないか!
9) アラブの消えた民族アードとサムード、そしてラクダの足跡1
10) ラクダの足跡
11) 砂漠のアトランティス・ウバール
12)アルバリード遺跡『アルバリード遺跡(オマーン)』オマーンを旅する中で出会った特に印象的な人物は、☑ マスカットのタクシー運転手バダル、☑ サラーラの富豪ザキーム、☑ 政府の官僚ムスラームの3人だったけれど、…ameblo.jp
スケジュールを読み違えて、今日は大変遅い更新となってしまいました
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北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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