ナミビアにおける人類の足跡は50万年以上前まで遡ると言われていますが、現代まで継続して人類が居住していたわけではないようです。
ご、50万年以上前!!
それって、原人とか旧人類といわれる人たちが生きていた時代
天候の影響を受けながら場所を変え、狩猟生活を行っていたのですね。
サン人は「人類最古の民族」とか「人類の祖先」などと言われますが、地球のことを最もよく知っている民族と言えるのかもしれません。
自然とともに暮らすサン人は、自然現象だけでなく動植物の活かし方を心得ています。
カンファー(植物)の葉を噛み砕いて抽出したエキスを毒を塗った矢に塗り重ねて毒性を高める知恵だけでなく(関連記事:サン人は世界最古の狩猟採集民族)、キャンドルポット・アカシアの木の根っこからエキスをとって、それを飲んで病気を治す方法をおしえてくれました

木の根っこが薬となることに気づいたのがいつ頃かわかりませんが、相当長~い歴史をもつ民間療法であることは確かなようです
どんな病気でも治せちゃいそうな気さえしますね。
むむ?
キャンドルポット・アカシアというこの木は・・・!
これは靴底を突き抜け、私の足に刺さった硬いトゲのある植物ではありませんか!?
あのときは、痛かった~っ!
けど、役に立つ良い木だったのね

それにしても、ここ、暑いです!
そして、カラッカラ
サンの人々は常に木陰にいますが、木陰にでも入っていないと、体内の全水分が抜けてしまいそうです。

茅葺の家にエアコンがあるわけでもないし、
冷蔵庫があるわけでもありません。
(見せてくれた家屋以外は、エアコン、冷蔵庫、テレビ完備だったら、笑えますけどもちろん、自家発電装置ありの・・
)
というわけで(はないですが・・・どっち
)、
そろそろサンの人々とお別れです。

いつも明るいエンターテイナーだったおばちゃん(右)、
いろんなことをおしえてくれたお兄ちゃん(右から2番目)
ちょっとシャイなおじちゃん、
皆みんなありがとう!!
「さようなら」を何て言うのか忘れちゃったけど、私が唯一覚えている単語が「カジャ」(Good!)だけだから(メモをとっておかないとこういうことになる・・・)、
会えたことが嬉しかった
集落が素敵だった
皆が楽しかった
という気持ちを込めて・・・カジャ!
*****
サン族の皆さんはとても明るく楽しい方たちでした
保護区に住まわれているため、見学者と接することに慣れています。説明も上手でした。
対して、ヒンバ族、オワハカオナ族は、完全リアルの集落だったため、雰囲気が異なりました。
私は何もかも手探りで楽しむリアル・ヒンバ&オワハカオナ族訪問をより楽しいと感じるタイプですが、
気兼ねなく家屋や人々の写真を撮らせてもらえたのはとてもありがたかったです

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
ニンジンをあげると喜ぶんです!
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