占星術上相性が良いことになっている土地は、本当に相性が良いのかを検証するために、やってきた南米ベネズエラのマラカイボ。

カラフルな建物が並ぶエリア
占星術が示す通りなら、ここは私の「社会的地位を向上させる土地」です
いくら「相性がよくて」「社会的地位を向上させてくれる」土地だったとしても、それ以上に惹かれるものがなくては、日本からはるばるやって来る動機としては不十分です。
というわけで、お隣の国コロンビア旅行の後に立ち寄ってみることにしました。
前回のストーリーはコチラ

同じエリアの別の建物が並ぶ道
バスに置き忘れてきてしまった40袋のコロンビア・コーヒーを取り戻す方法はないかと、ショッピング・モール内の電話屋さん(※)からバス会社に電話してみましたが、つながりませんでした。
夜の9時を回っていたのですから仕方ありません。
買い物をしたいわけでもないのにモールに突進したのは、中に電話屋さんがあるに違いないと思ったからです。
※携帯電話の普及に伴い、最近では見かけなくなってきましたが、かつては町には必ずありました。通話した分だけあとで電話料金を支払うというシステムです。

せっかく電話屋さんにいるのなら、ホテルに電話して予約の確認をしておこうと閃きました
ところが・・・
受話器越しの相手は、「予約がない」などとい言います
「そんなはずはない!ネットで予約を取った!」
とやり合うのですが、相手はカタコトの英語、私はカタコト以下のスペイン語で話がかみ合いません
私はいったん電話を切って、ショッピング・モールで買い物中のあの人、この人に声をかけ、なんとか英語を話せる人を見つけ出しました。ショッピングをお楽しみのところ、皆さん本当に「ごめんなさい」でした。
当時ベネズエラでは英語を話す人はかなり限られていました(たぶん、今も)
親子3人で買い物に来ていた若い家族のパパさんが、私とホテルの間に入って電話で交渉してくれました。なんて親切な!
結局のところ、私の到着が遅いので「部屋は他の人に譲ってしまった。満室だから、他をさがしてほしい」ということでした。
パパさんは、「大した金額じゃないから」と私が支払うはずの電話代を支払って、ホテルの言い分を私に伝えると、
「こんなときに申し訳ないけれど、僕たちはもうここを出なければならないから、英語を話せるいとこを呼ぶね」
と言って、去っていきましたありがとう~御恩は一生忘れません!

もはやコーヒー40袋の心配をしている場合ではありません
現在地の確認
どうやって市街まで行くか
今晩の宿泊どうするか
が先決です
ベネズエラは、コロンビア以上に治安が良くありません!
ほどなく来てくれた、いとこさん(本当に来てくれました!)が私の状況を聞いてくれ、ショッピング・モールの案内係をしている女性に私が泊れるホテルを探してほしいと頼んでいます。
彼女はモール内の案内係であって、ホテルの予約などは完全に業務外ですが、親身になってくれました。基本的に皆親切です!
しかも、ある程度の英語を話します
整理してみると私は・・・
40袋のお土産用コーヒーをバスの中に置き忘れて
ホテルの予約は取り消されていて
今現在自分がどこにいるのかすらわかっていない女性
ミジメ~、
いとこさんは、彼女に説明してくれました。ミジメだけど、事実だから仕方ない
彼女が言いました。
「あなたにとって一番ベストな選択は、インター・コンチネンタル・ホテルだと思う」
ドキッ
そこはダメ!1泊200ドルです。
予定どおり3泊したら600ドルになってしまいます・・・
「ここ(マラカイボ)で英語を話す人は限られているから、ちゃんとした英語を話せる人がいるホテルが良いと思う。ICならコンシェルジュがお土産を置き忘れたバス会社への連絡←とても魅力的!とかもやってくれるわ」
説得力があります・・・
これ以上いとこさんを待たせるわけにもいかないし、モールの女性が言うことも一理あるので、ICホテル3泊で了解しました。
この夜、大惨事が起こることを知る由もなく・・・
つづきは、また明日

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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