ベトナムを旅する間中あちこちで出くわしたオランダ人ジェイコブ
と1日を共にしたホイアンでは、カナダ人クリスやらスウェーデン人ヨハンとも出会い(要するに、それだけ観光客が多いということですね)、つねに誰かと時間を共有する毎日が続きました。
フエで一時を共に過ごしたオージーカップルとも、ホイアンで再会しました。
こうも毎日誰かと出会っていると、もはや1人旅ではないです![]()
今日は、地元ホイアンっ子チャムとの出会いを書いてみたいと思います![]()
チャム(仮名)はホイアンで洋装店を経営する若い女性です。
実は、私がホイアンに長めに滞在したのには訳がありました。
✔シルクが安価で手に入るベトナム
✔手先が器用なベトナム人
ということは・・・
むふっ![]()
日本では高価となってしまう、シルクの衣装を何着か作ることにしたのです![]()
自由気ままな一人旅、どこで何泊するかは気分次第です。
帰りの飛行機に間に合いさえすれば、まったく問題ありません!
クリスという面白い友達もできたし、居心地の良いレストラン(しかも、タダ←だから、クリスが払っているんだって!)だってあります![]()
となると、ホイアンは長居するにピッタリです( ´艸`)

ホイアンの街並み
ということで、
私は服の仕上がりを待ちながら、ホイアンに滞在することにしました。
実は、フエでも、出会ったオージーカップルの奥様ジンミンとお揃いのワンピース(色違い)を作りました!
どんだけ、仲良しになったんだ(^^;
ところが仕上がりを見て、絶句!
「これは、シルクではない!」と怒ったジンミンがお店の人と大喧嘩するというワンシーンがありました。
その教訓を活かし、ホイアンでは騙されることのないよう、こまめに確認作業を行いながら合計5着のシルクの服を作ってもらいました。
1着1着の値段は忘れてしまいましたが、シルクのオーダーメイドジャケットが1万円くらいだったと思います。
女性の体にフィットしたアオザイを作る国です。
採寸は正確です!
ボタンはいくつ欲しい?
丈はどのくらい?
細かく好みを聞いてくれます。
雑誌を持参して、「こういうのが欲しい!」と注文している人もいました。
作らない手はないでしょ?![]()

とある路地裏
私がチャムのお店で作ってもらうことにしたのは、彼女がものすごく責任感が強く仕事熱心であることを感じたからです。
お客さんの大半は欧米人観光客だったので、中には横柄な態度で無理なことを押し付ける人もいました。
しかし、彼女はいつも笑顔で接客していました。
朝行っても夜行っても、いつもお店にいて、接客をしたり、採寸をしたりしていました。
午前6時頃お店の前を通りかかったときには、すでにお店にいて、通りかかる私に「おはよう」なんて声をかけてくれたりもして。
「こんなに早いの??」
と尋ねる私に、
「今日の朝の便で出発する人がいて。そろそろ取りに来る頃だから・・・」
彼女はさらっと答えました。
前夜は午後11時頃までお店にいたはずです。
日本での私の生活も似たようなものでした。
そんなこともあって、彼女とはお互いのことを少しずつ話すようになっていました。
彼女は私に気を許すようになってきたのか、
「今日はすごく疲れちゃった。お客さんの中には、私が女性店主だと思って、言いたい放題の人もいるの。時々嫌になるわ」
とこぼしたりもしていました。
私は、山寺を訪れたときにバイクタクシーとボートのおじさんに、ものすごく不快な思いをさせられてしまったので、彼女の言わんとすることがわかる気がしました。
横柄な態度をとるのは欧米人観光客だけでなく、地元の人(特に男性)の場合もあるのでしょう。
しかし、彼女は言います。
「お金を貯めてお店をもっと大きくして、ホイアン一にしたいの」
瞳が輝いています。
「もうホイアン一だから、ベトナム一を目指したら!?」
なんて、言ったものです![]()

刺繍工房にて
チャムのお店で服を作ってもらうことを決める前に何軒か回ったのですが、一番気持ちのよい接客をしてくれたのが彼女でした。
他店と比べると、値段は本の少し高めでしたが、あちこちでぼったくりが横行しているベトナムです。
信用できる(と感じた)彼女から買うのが一番と思いました。
英語が通じるのも、大きな安心材料でした。
そして、仕上がりの日・・・
ある事件が起こってしまいます・・・
つづきは、また明日![]()
今日はこれにて、Ciao!

長くなりそうなので、2日に分けます!
・・・本当は記事が間に合わなかっただけだったりして??
カラフルな提灯が店先を飾るホイアンの提灯屋さん![]()
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