昨日(ベトナム人女性のヒミツ?)の続きです
ホテルの部屋にアリの行列ができているのを偶然目にしたマネージャー、イェンは驚き、私の部屋をアップグレードしてくれました。
「ここはベトナム、アリくらい大したことないさ」と思ていた私(^^;
以後、何かと気にかけてくれるマネージャーとフエ最後の日を一緒に過ごすことに・・・
「ご馳走します!」と申し出たものの、連れて行ってくれたお店は、超ローカルなメニューもないお店、彼女は言いました。
「ここがフエで一番美味しいお店!」
5,6皿の料理を平らげ(満腹~!)、いざお会計というところからです。
それは、お会計のときのことでした・・・
「○×△ドン」
お店の人が言います。もちろん、ベトナム語。
わかりませーん!
「いくら?」
イェンに尋ねました。
「80」(エイティ)←この場合、80,000ドンということです
ゼロが多いので1000以下を省いて、言い表します。
※80というのは、適当な数字です。金額は覚えていません
ずいぶん安いな・・・
2人分なのに、今までの中で一番安い・・・

0がたくさん並ぶベトナム・ドン
ホーおじさん(ホー・チ・ミン)が微笑んでいます
めちゃめちゃ安いけれど、
これが、ローカル・プライスというものか??
私は、100(100,000ドン)紙幣を渡しました
「何やってんの!もっと小さい紙幣はないの?」
イェンが慌てて言いました。
「80ぴったりってこと?・・・・ない」
「何いってんの!18(エイティーン)だよ!」
えーっ!!!!
18??
まさか、本当に18?
実は、最初から18(エイティーン)と聞こえていたのですが、
食べた量からして「あり得ない」と思い、
彼女が80を間違えて発音していると思ったのです。
ごめん!イェン。
腰が抜けそうになりました。
80でも、激安なのです。
2人分なのに、今までの中で最安値です。
それが、たったの18?
「えっ?18??」
「そうだよ」
繰り返しますが、適当な数字です。18,000ドンは当時のレートで日本円に換算すると124円になってしまいます。
2人で5~6皿食べているので、さすがにあり得ません(^^;
118だったかもしれません。
118,000ドン=813円
それでも、安い。
218,000ドン=1,931円
これは、ないな。
ハノイから南下してフエまで来ましたが、
間違いなく1番美味しいお店でした
「私がご馳走する!」と言っているのに、彼女は自分が行ってみたいお店でなく、自分が美味しいと思う、1人でいつでも行けるお店に私を連れてきてくれたのです。
それは、私からしてみたら、地元の人と一緒でなければ来れなかったお店です。
感激しちゃいました。
だって、ベトナムでは外国人観光客からお金を余分にもらうこと、騙すことしか考えていない人たちが多いのなんのって
しかも、私はフエに来る直前に、ベトナム人絡みで悲しい出来事に遭遇していたのです。
私の旅人生の中で、唯一悲しいと思った出来事です。
それは未だに更新されていなくて(ラッキーなことに)、「二度と行きたくない国はないか?」と聞かれて、「二度と行きたくない国はないけれど、二度と遭遇したくない事件が起きたのは、ベトナム」と答えたことがあるほどです。
その事件については、別の機会に譲るとして・・・
イェンとの出会いによって、ベトナム人に対する見方を修復できたし、イェンはその事件のことなど何も知らないけれど、傷ついていた私の心を癒してくれたことは事実です。
ベトナム人によって傷ついた心は、ベトナム人で癒す・・・
これがベストなんです。
恋と一緒ね

私が今より若いです(^^; ブログを書くなんていう未来は想定していなかったので、彼女と過ごした日の写真はこの1枚だけなんです。
大学を卒業してからホテル業界で働いてきた彼女は、
「フランスに留学するのが夢なの」
と言っていました。
その後2,3年はメールのやり取りをしましたが、今頃どうしているのかなぁ。

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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