私の旅を彩り豊かにしてくれるのは現地で出会う人たちですが、ベトナムは今までの旅の中で群を抜いて「出会い力」が働いた国でした。
列車の中で知り合ったオージー・カップルのことは、「答え合わせの時間です!」や「言葉を失ったフエの夕焼け」など、複数回登場していますが、ここフエではもう1つ大切な(そして、ステキな)出会いがありました
イェンは、私がフエで宿泊したホテルでマネージャーとして働いていた女性です。
ある時、何らかの事情で彼女が私の部屋に食事を運んでくれました。
(なぜ部屋で食事をとったのか?なぜ彼女が直々に運んでくれたのかは覚えていません(^^;)
そのとき、彼女は目を丸くして言いました。
「おぉっ?」
床にアリがはっていたのです。
私は、「ここは、ベトナム。アリくらい大したことはない!」と放っておいたのですが
イェンはアリの行列を見て軽くショックを受け(マネージャーだからね)
「申し訳ありません。すぐに別のお部屋を用意します」
と言って、格上の部屋に替えてくれたのです。
わーい!(^o^) 広いお部屋になっちゃった!!
思いがけないアップ・グレード
「なぜ言わなかったのですか?」
というイェンに
「ベトナムでは、これが普通なのかも?って思ってたの」
という私 よく考えたら、ちょっと失礼だったかも!?(^^;
「普通ではないわ。客室にアリがいるなんて」
以来、彼女は私のことを何かと気にかけてくれるようになり、会うとどちらからともなく声を掛け合いました。
そんなある日、イェンが提案してくれました。
「明日、仕事がお休みだから、良かったら一緒に過ごさない?」
こうして、私はフエ最後の日を彼女と過ごすことになったのです。
イェンのバイクの後部座席にまたがって走った市内は、より活き活きとして見えました。
家族やお友達に「友達」と言って紹介してくれたり、
ドンバ市場では「高い!」と思ったものを積極的に値切ってくれたり、
ベトナム・スイーツをご馳走してくれたり・・・、
イェンのおかげで、現地に暮らす人たちとの交流が芽生えたからかもしれません。

This photo of Adventures Travel Vietnam is courtesy of TripAdvisor
ドンバ市場は、庶民の生活を覗ける、とても大きなマーケットです。
1階が食料品、2階が生活用品を中心とした売り場になっています。

画像:Wikimedia commonsよりお借りしました
ここで見つけた、ベトナムならでは(?)のものは、
ものすごく厚いパッドのついたブラ。
中には、3センチは裕に盛っているのでは?というものも(゚д゚)!
体の線がでるアオザイを着こなすときの”知恵”ですね( ´艸`)
で、何を書きたいかっていうと・・・
1日がとても楽しかったので、イェンに提案したのです。
「晩ご飯を一緒に食べない? どこか行ってみたいお店とかあったら、そこに行かない? 私がご馳走するから!」
どんなに高いお店でも良いと思ったのです。
ベトナムだから、しれてるしね(^_-)-☆ なんてのは余計な一言(^^;
ところが、
彼女が連れて行ってくれたお店は、土間にお風呂場で使うようなプラスチック製の小さな椅子が並べられている、メニューすらないお店でした。
こういう椅子のことね(単なるイメージです)

画像お借りしてます:https://adventure.com
メニューはないけれど、地元のお客さんで満席の、カチャカチャと忙しいお店でした。
「ここが、フエで一番美味しいお店なの!」
メニューがないので料理の選択は彼女に任せ、運ばれてくる数々のお料理を堪能したのでした。
ここで、わざわざ「数々の」と表現したとこがミソでして・・・。
それは、お会計のときのこと
「○×△ドン」
お店の人が言います。もちろん、ベトナム語。


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この続きは、また明日 →後編へ
時間切れ、間に合いませんでした~

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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