しばらくベトナム・シリーズが続いていますが、フエについて調べものをする中で、ティク・ナット・ハン(Thich Nhat Hanh/釈一行)という禅僧について知りました。
ご存じの方、いらっしゃいますか
彼は、阮王朝末期の1926年、フエに生まれました。
ラスト・エンペラー、バオダイ(保大)帝の時代です。
計算すると、今年の誕生日を迎えたら93歳になりますね。
日本でも数々の著書が翻訳され、出版されているようです。
知らなかったぁ~
現在は仏教だけでなく、アメリカとフランスを中心に「マインドフルネス」(→★)の普及活動を行っているそうで、ウィキペディアには
「ダライ・ラマと並んで、20世紀から平和活動に従事する代表的な仏教者」と記されています
先月「2019年ガンディ・マンデラ平和賞」が授与されたようです
これまでに数えきれないほどの名言を発信してきたティク・ナット・ハンは、現在も多くの人々に気づきを与えているようです
彼の写真を見て、「あ、この人、見たことある!」(もちろん、写真を通してですが^^;)と思いましたが、彼の名前を知ったのは、今回が初めてでした。
彼の教えや思想を今まで知らずに過ごしてきましたが、「歩く瞑想」を「効果的な環境運動」と表現しているところを見つけ、それは私が考えていたことに近いようで驚きました。
彼は「歩くこと」についてこんな言葉を発信しています
Walk as if you are kissing the Earth with your feet.
☑ as if = まるで~するかのように
※英検2級、準2級他各種試験の鉄板熟語
地球にキスするように歩きなさい。
近年、地球環境がどんどん厳しくなって、
地球の悲鳴が聞こえてくるようです
私たちが、
地球への愛を込めて一歩一歩歩いたら・・・
あるいは、
地球をしっかり意識して地に足をつけて立ったら・・・
地球が癒されるのではないか
と常々思っていたのですが、
ティク・ナット・ハンのこの言葉”Walk as if you are kissing the Earth with your feet.”
を知り、”そうだ!それ!短い言葉で分かりやすい”
と、嬉しく思いました
私は、「地球歩き」と銘打って、10代の頃から地球のあちこちを一人旅していますが、
実は遠~い昔ある人にこんなことを言われたことがあるのです。
「あなたが行くだけで、その土地は癒されるわ。
そこに行くと、その土地の波動が上がるから、
行きたいと思ったところにどんどん行きなさい!」
当時の私にはピンとこなかったけれど、
そう言われて嬉しくないわけがなく
(なんだか特別な人みたいな響きうひゃ)
あぁ、だから、どこに行ってもついているんだ!
なんて能天気に解釈して、歩き続けてきました
毎回、旅の神様もついてきてくれますし(^_-)-☆
でも、これ、私に限った話でなく
地球に暮らす誰もに当てはまる言葉だったのですね
愛を込めて、地球に話しかけるように(ティク・ナット・ハンは”キスするように”と言っていますが・・・)歩いたら、地球が喜んでくれるような気がします
そうすると、そこの土地の人たちも喜びます
自分が住んでいる生活圏でも同じことが言えますよね

@マダガスカル、ベソ族の漁村にて
Every breath we take,
every step we make,
can be filled with peace, joy and serenity.
息を吸う度に
1歩歩む度に
平和と喜び、安らぎで満たされるでしょう
「今」を意識すること、大切ですね
結局フエとはあまり関係ない記事になってるニャン!
フエ出身の僧侶の話ということで・・・ お許しくだされ!
お魚1匹ニャ

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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