さあ、いよいよマラカイボを発つ日となりました
お世話になったコンシェルジュが「プレゼント」と言って、缶入りのチョコレート菓子をくれました。いいの?
連れて行ったスーパーで何も買えなかった(買わなかった)私を見て気の毒に思ったのかなあの時は、公定レートで両替したお金しかもっていなかったから、何もかもが高すぎて・・・
彼とは、ベネズエラの物価のこと、生活のこと、犯罪のこと、時の大統領チャベスがやろうとしていること・・・などなど、1日でいろいろなことをたくさん話したので、瞬間的に”旧知のお友達”になっていました
闇両替の従業員も「お土産に」とわざわざチョコレートを渡しに来てくれました
いろいろあった国だけれど、人々は大らかで優しいです
彼らの気持ちがとっても嬉しくて、ここを去りがたい気持ちにすらなりかけていました
それでも、去る時がきてしまったのですから、チェックアウトしなければなりません
カウンターに進みます。 つづきは写真の下

Casa de la Capitulación(降伏の館)植民地支配者たちの家として使われてきた建物。マラカイボの戦いで敗れたスペインの最後の総督は、1823年8月3日、ここで大コロンビア(1819‐1831現コロンビアとベネズエラ)の独立に調印した
「3泊で600USドルです!」
600USドルの請求書が渡されました。
はあ
「支配人が30%割り引くと言ったのだから、420ドルのはず」
「いや、聞いていない」
「そんなはずはない すぐにでも確かめて
」
と言うやり取りが続きます。
こういうの、すっごく疲れます ぐったり
飛行機に乗り遅れたくないので、その場で支配人に手紙を書き、600ドルの支払い書にサインをし、ホテルを出ました
「この請求書の金額は間違っているけれど、時間がないのでサインします。あなたが約束を守ってくれることを信じています」という内容を、10倍柔らか~く

Teatro Baralt(バラルト劇場):Casa de la Capitulación(降伏の館)の道を挟んで隣にある、19世紀から続く歴史ある劇場
そして、マラカイボ空港に到着
闇で両替しすぎてしまってボリバルが大量に余っています
この通貨は出国したら紙くずになってしまうだけなので、チョコレートの爆買いに出ました!イザ勝負!
1箱30個くらい入っていたと思われる箱を5箱
普通のチョコレート3箱とストロベリー風味のチョコレート2箱
もしかして、在庫を買い占めちゃったかも・・・
免税店の類は一切なく(あったとしても、ボリバルは受け付けてくれなかったでしょうけれど・・・)、お菓子くらいしか買えそうなものがなかったのです。
でも、その菓子類は、どれも街のスーパーで見た値段の3分の2くらいです。いったいどういうこと 空港のほうが安く買える国って珍しいです。ラッキー
コーヒーの国で買ったコーヒー40袋を失くした私は、代わりにチョコレートの国で買った大量のチョコレートをお土産として持ち帰ることになりました
ところで、コロンビア・コーヒーとベネズエラ・チョコレート、お土産としてはどちらが魅力的でしょう??
この大量のチョコレートは、後にマイアミの税関で突っ込まれることになりますが、そんなこと知るよしもなく・・・
搭乗ゲートへGO つづきは写真の下

マラカイボの総合芸術センター:Centro de Arte de Maracaibo Lia Bermudez Lia Bermudez(1933-)というベネズエラの有名な芸術家の名にちなんでいるようです
ん
日本語
真後ろで日本語が聞こえてきます
こんなところで、日本語
ベネズエラではもちろんのこと、コロンビアでも日本人とは1人も会わなかった今回の旅。
こんなところに、やってくる日本人なんているの←自分のことは完全に棚に上げてます
「日本の方ですか」
思わず振り返って、聞いてしまいました
つづきは、また明日

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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