さて、命からがら(嘘です)、危険を冒し(100倍くらい大げさな表現
)、いくらかの米ドルをボリバルに換金しました。
昨日のストーリーは→コチラ(闇両替と腐敗した警察)
ふと、思うのは、ホテル代600ドル(ここから30%割引されて420ドルになるはず・・・なぜか?は、この記事→支配人の回答いかに?)を闇で両替したボリバルで支払ったら、得をするのか
気になると、確かめずにはいられません
「ホテルでの為替レートはいくらか。それをもってボリバルで支払うことはできるのか」
答えは簡単でした。
「ボリバルでは支払えません」
自国の通貨が弱い国でありがちな回答です。
やっぱりね・・・。はい、わかりました。
酷い国では、出国税の徴収を主要通貨のみで行い(そのための両替所を設置。もちろんレートはその国が定めるもの)、そのおつりを自国通貨で返す(これから、出国するんですけど)ことも行われています。どの国とは、あえて言いませんけれど・・・。

マラカイボ大聖堂と呼ばれる、St. Peter and St. Paul Cathedral
青い教会から3ブロック東(聖母チキンキラ像の背中方向)にあります。
16世紀後半からから17世紀に建てられたと見られている、ネオコロニアル様式の建物で、カトリック教会にしては中もシンプルな造りです。

マラカイボの聖堂といったらここですが、他の教会のほうが話題性やインパクトに富んでいます。連れてきてもらったからこそ、これた聖堂ですが、とても落ち着ける雰囲気が気に入りました。
ベネズエラでは、現在国民の流出がとまらないと聞きます。
昨年(のいつからかが不明)から今年の8月時点で230万人の国民が近隣諸国へ流出したそうです。
230万人と言ったら、私が住む街の人口相当です
パスポートを持っていたなら、まだラッキー。
国はパスポート取得にかかる費用を仮想通貨ペトロで支払うことを義務付けたとか。しかも、その額が最低賃金で算出した月収の4倍とか。パスポートすら取得できない人がごまんといるわけね。
通貨の単位切り下げが当然のように行われ、価値が10万分の1になってしまったとか。
崩壊へ向かっているとしか思えない動きです
この国はいったいどうなってしまうのでしょうか
当時、現地で知り合った人からこんな話を聞きました
ベネズエラ人は、年間100万円相当(当時、頭の中でこれくらい?と計算したのですが、金額が違う可能性があります)のボリバルを公定為替レートを用いて、国外に持ち出すことができる
公定レートを用いるということは、ベネズエラ人にとっては、非常に有利です
富める人たちはこの制度を使って、毎年上限額分のボリバルを海外の口座へ移し、不動産などに投資をしているようでした。
現在国外へ脱出した人たちの中には、国外での資産を築き上げられている人たちも多いと思いますが、そうでない大半の人たちはどうなってしまうのでしょうか
通貨の価値が10万分の1(10万円が1円の価値)になってしまうなんて、想像できません

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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