国際通貨基金(IMF)によると、来年(2019年)物価上昇率が1000万%になる見込みのベネズエラですが、私が旅していた時も物価問題は大きな悩みの種でした
とにかく、
物価が高いのです
メチャ高です
半端ないんですよ~しつこい
どのくらい酷いかというと、例えばファミリーパックのキット・カット(あの小さいチョコです!)が1個100円くらいしてしまうんです
ちょっと高級な板チョコなんて1枚1000円してしまいます
あ・り・え・な・い
どうしてこんなことになってしまうのかというと、為替には公定レートと実勢レート(闇)があって、闇取引は違法と散々聞いていたので、公正レートで換金してしまっていたからです。
空港税US$40相当と空港までのタクシーUS$30相当もとっておかなければなりません
そんなところへ、重くのしかかってきたお土産代、改めてコロンビアで買った40袋のコーヒーを失くしてしまったことが悔やまれます
コンシェルジュに頼んで連れて行ってもらった2軒のスーパーでは結局何も買えませんでした(買いませんでした)
地元のベネズエラ人が大きなカートに次々に商品を放り込むのを横目に、チョコレート1枚買えません(買う気になれません)
何かが激しくお・か・し・い!
闇で両替しないことには、この国では何も買えません(買いたくありません)
当時、公定レートでは1ドルが4.3ボリバル、意を決して闇取引をしたときのレートが1ドル10ボリバルでした。
警官に見つかったらお金を没収されるという話を散々聞いていたので、近づいてきたホテルの従業員とこっそり交換しました。
ホテルの建物内なら警官に見つかる心配はありません。
なぜ、警察に見つかりたくないかと言うと、職務を乱用して旅行者からお金を巻き上げている輩がいるのです。※ベネズエラに限らず、警官を信用できない国はごまんとあります。
どんな手口を使うかと言うと・・・
闇両替商が魅力的なレートを提示し、旅行者に近づく
旅行者が闇両替商と両替するのを待って、警官が登場
違法だから、と両替したばかりのお金を巻き上げる
闇両替商と警官は最初からグルです
その従業員と私は、時間と取引額を決め、決めた時間に私の部屋の入口でささっと交換しました。
従業員のやっていることは完全に職務違反ですが、実勢レートでボリバルを買いたい私と外貨がほしい彼は、Win-Winの関係にあり、お互いに人に見つかりたくない身でもあります。
私は、交渉もせず1ドル10ボリバルで納得しましたが、実際は1ドル11~12ボリバルくらいだったと思います。時々近づいてくるブローカーが11とか12という数字を言っていたから

ベネズエラ通貨ボリバル 縦長なのがユニークですね
この数値の下にいくつのゼロつけたら現在の物価合うのでしょうね
ちなみに、裏は横長です


北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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