私をだますなんて!(Destinationsラオス③)

ここは、ラオスのシーパンドーンと呼ばれるエリアです。

矢印毎日の楽しみの1つが朝のお散歩ルンルン「静寂」が聞こえてきそうでしょウインク

シーパンとは「4000」、ドーンは「島」という意味です。

なぜそんな地名がついているかと言うと、こんな地形になっているからです矢印(Google Mapより)

そんなわけで、主な移動手段はボートとなりますポイント

ある朝、私はA地点からB地点まで行こうとしました。

B地点に行くためには、ボートでいったん陸に上がり、乗り合いバスでF地点まで行き、そこから別のボートに乗ります。

A→(ボート)→上陸→(乗り合いバス)→F→(ボート)→上陸→(乗り合いバス/バイクタクシー)→B 到着!

少々面倒とはいえ、そんなに難しくはなさそうな話です。

ところが、このボートがくせ者で、どこへ行くのかは、船着き場にいるボートの船頭さんにいちいち聞いてみないとわかりません。

そして、ある程度の人数にならないと出発しません。

さて、なんとか、F地点まで無事にたどり着きました拍手

おや?

年配のオランダ人女性数名を乗せたボートに目が行きます目

木製の舟です。

「お嬢ちゃんもこの舟に乗るかい?」

なんと、英語です!ありがたし~キラキラ

どうやら、オランダ人マダムたちのコンダクターのようです。

「どこに行くのはてなマーク 私はB地点に行きたいんだけれど」

「ちょうどいい。この人たちも同じところに行くよ」

「本当はてなマーク いくらはてなマーク

「**キープ(ラオスの通貨単位)」※金額はおぼえていません汗

「ちょっと高くないはてなマーク

「このグループの貸し切り舟だから」

なるほど。

「乗ってもいいの?」

「1人くらい大丈夫。もう出発するよ」

このマダムたちと一緒ならなんとなく安心だし、いいか。

「わかった!乗せてって!」

そのボートに乗り込んだのです。

メコン川に揺られ、ボートはゆったり進みます。

が、しかし!

そのマダムたちは、途中の島で降りてしまうのですびっくり

「一緒に乗せていってあげる」と言ったコンダクターも一緒に降りようとしていますびっくり

「ちょっと、待ってビックリマーク言ってたことと違うじゃんビックリマーク

「大丈夫!ちゃんと目的地に着くように言っておいたから」

不吉な予感・・・

でも、ここはラオス、だます人なんていない・・・

よね??

私一人を乗せた木舟はゆったりメコンを進みます。

そして

無事、岸に着きました。ふーっ

すると、船頭さんが私にお金を要求してきました。

はぁはてなマーク

「もうお金は払ったよ、さっきの人に」

「いや、もらっていない」

の繰り返し。

どうやら、船頭さんは本当にお金をもらっていないらしい。

マジ?

あのガイドがパクったな。

日銭で暮らしているだろう船頭さんに罪はない・・・

「いくらはてなマーク」(払ってあげよう。。)

「**キープ」

さっきの2倍の金額ですびっくり

「なんでそんなに高いのはてなマーク

「それが相場(決まり?)だから・・・」(←察するに外国人プライス)

船頭さんがすまなさそうに言う。

「さっきの人に、その半額を支払ったの。せめて、その金額にしてもらえないはてなマーク

「わかった」(←察するに、半額がジモピー・プライス)

この人は、悪い人ではなさそうだ。

しかし、なぜに、2回も乗船料を支払わなければならないのか。

とほほ。

で、どうみても、バスなど来そうにない川岸でB地点まで行くバスを待つこと30分。

誰も来ない。何も来ない。

私しかいない川岸。

船頭さんの言い分を通訳してくれた男性がやってきた。

「10ドルでどこへでも乗せていくよ。このバイクでね」

「ノー・サンキュ」

もうだまされないビックリマーク

さらに30分。

自動車数台を乗せた、船が岸に到着した。

その中に、荷台にたくさんの子供たちをのせたトラックが1台目救いの神様~キラキラ

「すみません。助けてくださいビックリマーク

助手席に乗っていた、子供たちの教師と思われる男性に声をかける。

「かくかくしかじか・・・・」小学校教師に事情を説明し、行きたい場所を告げる。

「この船着き場じゃないよ」

「そんな、ばかなビックリマークガーン

でも、この男性教師の言っていることが正しいに違いない。

「今日は遠足でね。帰りにまたここを通るから、そのときでよければ、B地点まで乗せてってあげるけど」

「お願いします!」

待つこと2時間。暑い。疲れた。

あの10ドル男がやってくる。

「10ドルでどこへでも乗せていくよ」

「5ドルなら、頼むわ」

「10ドルだ!」

「なら、いい。あっちへ行って」

さらに1時間。もうダメだ。暑い。

ほぼ炎天下。座る場所なし。

「10ドル男ビックリマーク この辺の適当な宿に連れてってビックリマーク

日射病になるよりマシだ。

もうB地点などどうでも良い。

少し横になりたい。

心を決めて、そのバイクに乗ったが、5分もしないうちに、「おすすめの宿」に着く。5分ですよ!

日本のタクシーより高いガーン汗

ただ、そこはB地点ではなかったものの、なんと!B地点の次に訪れる予定だったC地点だったのです!

こうなったら、もうB地点に未練はありません!

「10ドルちゃん、こことこことそことあそこ全部回りたいんだけれど」

「それは20ドルだ」

「どこでも10ドルって言ってたよ。だいたい、この10ドル儲けすぎだって。なんなら、今から回ってもいいんだけど。どこでも10ドルなんでしょはてなマーク

10ドルは、ばつが悪そうな顔をしている。

「明日お願いね~!ウインク

矢印メコンの夕日。毎日心を洗ってくれます。

さて、この話には、後日談があるのです!

なんと、私が支払った乗船料は、一杯の舟をチャーターするときの料金だったのですびっくりガーンムキー

あのガイドめ~!ムキー

私から巻き上げたお金は自分のポケットに入れ、

自分が支払うべき、自分の顧客のための舟代をも私に押しつけたのです。私から巻き上げた時点では、船頭さんにその代金をチャーター代として支払うつもりだったんだよね~きっと。そうであってほしい・・・せめて苦笑

私は、彼が支払うべき舟代を支払うだけのために、目的地でもないところに連れてこられ・・・


船頭は、私からお金をもらわないことには、ただ働きになってしまうところだったのですショボーン だから、必死だったのね。

見事にやられました~苦笑苦笑苦笑3

私をだますなんて、腕がいいわ。

全貌がわかったとき、我ながら笑っちゃいました爆笑あせる

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。

ニンジンをあげると喜ぶんです!

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