タナトラジャ その地名を初めて耳にしたのは、私が小学生のときでした。
我が家には、「テレビの視聴は1週間でたったの5時間(しかも事前申告制)」というルールがあったので、どうやってその番組を見るに至ったのか覚えていないけれど、そのドキュメンタリー番組を見てぐっと引き込まれました。
そして、もっと知りたい!と思ったのです。
その後、中学生のとき、高校生のとき、というように時々その地名を聞くようになり・・・、やがて頭の中の「いつか訪れる場所リスト」に加わりました。
なぜ、そんなにも惹かれたのか
それは、たぶん、私の生まれて初めての記憶が生後14ヶ月のときに見たお葬式で、14ヶ月で人が灰になっていく様を見てしまったためか、「死」が怖くて、子供のくせに常に「死とは?」と考えてきたからだと思います。
例え、赤ちゃんでも、お葬式に連れていくのはやめましょう!・・・結構なトラウマになりました。私は小さい時に見た夢だと思っていたのですが、あるとき母と祖母にその「夢」の話をしたら、「それ、夢じゃない。なんで覚えているの?」と。それから、その方が亡くなった年月を調べて、私が生後14ヶ月だったことがわかったのです。
インドのバーナラシー(ベナレス)が「死を待つための町」なら、トラジャ族は「死ぬために生きる民族」とも言われます。
「死」の恐怖から解放されるために、私は20代前半の頃バーナラシーを訪ねました。そこに答えがあるような気がしたからです。
タナトラジャを訪れた頃には、すっかり克服してしまっていたため、1つの死生観としてとらえ、新たな学びの機会を得ましたが、私がこの旅の中で見た場面やものは、人によっては見たくないものかもしれません。
故に関連する画像は最小限に留めたいと思いますが、まったく省いてしまうのは、彼らの文化、風習を否定しているように思えますので、「見たくない!」と思われたら、画像はスルーしてくださいね。
「生」と「死」を同等にとらえ、「生」には相応の「死」が不可欠と考える、独特の風習をもつ、トラジャ族は、インドネシアのスラウェシ島、中央部または南部に位置する山岳地帯に暮らす民族です。

ジャカルタからスラウェシ島の玄関口となる、マカッサルまで飛び、そこからバスで8時間半揺られると、ランテパオという町に着きます。
ランテパオは「天空の町」という意味で、タナトラジャ県の玄関口です。タナトラジャには総人口65万人のトラジャ族のうち45万人が住んでいると言われます。
この地方が観光客に開放されるようになったのは、1970年代に入ってからです。
・・・・そして、ここ、タナトラジャこそ、これはどこからやってきた?の【1番】の故郷です。お待たせしました~

「ソープ・ディッシュのふるさとを先に見たかった」という声が聞こえてきそうですが、最初の投票でより多くの票を得たこちらを先にしました
ソープ・ディッシュの故郷、次に行きます

北キプロスのカルパス半島に生息する野生のロバたち。
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